久住の野焼き 4
野焼きのつづき・・・
久住高原の早春の風物詩「野焼き」が
高く伸びた萱を焼き払っていきます
黒い絨毯が敷き詰められると
そこには草花が芽吹き
新たな営みが始まります
久住高原に柏の木が目立つのは
他の木に比べ
表皮が厚く
火に強いためだそうです
「中組」は久住高原でも
高い場所なので
どこまでも広がる大草原が見渡せました
他の組合も行っていましたので
至る所で白煙があがりましたよ
久住高原は人と自然が共生する場所ですが
畜産農家の方々の高齢化により
管理できる牛の数が減り
草が牛に食べられないまま
大きく伸びるようになり
野焼きの危険が増しているようです
しかし
「農作業」の一環として
続けていかないといけません
来年は
カメラではなく
火ボテ役かな・・・