久住の野焼き 4

上野屋旅館

2011年03月25日 08:00

野焼きのつづき・・・



久住高原の早春の風物詩「野焼き」が

高く伸びた萱を焼き払っていきます





黒い絨毯が敷き詰められると

そこには草花が芽吹き

新たな営みが始まります





久住高原に柏の木が目立つのは

他の木に比べ

表皮が厚く

火に強いためだそうです





「中組」は久住高原でも

高い場所なので

どこまでも広がる大草原が見渡せました





他の組合も行っていましたので

至る所で白煙があがりましたよ





久住高原は人と自然が共生する場所ですが

畜産農家の方々の高齢化により

管理できる牛の数が減り

草が牛に食べられないまま

大きく伸びるようになり

野焼きの危険が増しているようです





しかし

「農作業」の一環として

続けていかないといけません


来年は

カメラではなく

火ボテ役かな・・・